『FLASH』(2022年9月13日号)に掲載された記事について
2022年9月8日
優希比呂氏代理人
弁護士 渥美 陽子
弁護士 松永 成高
本年8月30日発売の写真週刊誌『FLASH』(9月13日号)に、優希比呂氏(以下「優希氏」といいます。)に関
する記事(以下「本件記事」といいます。)が掲載され、ニュースサイトである『Smart FLASH』及び『YAHOO!
ニュース』にも転載されています。
もっとも、本件記事には、事実と異なる点がいくつもございますので、このうち主要なものに関し、以下に指摘
させていただきます。
まず、優希氏は、個人的なレッスンを提案するなど、声優養成所の講師と教え子という関係を不当に利用して、
本件記事に「A子」として記載される女性(以下「A子氏」といいます。)と連絡先を交換し、肉体関係をもった
事実はなく、不倫関係はありません。
そもそも、優希氏がA子氏と個人的に会うようになったのは、A子氏が声優養成所を卒業して何年も経って地元に
帰った後のことです。
A子氏は、優希氏が講師を務めていた声優養成所に通われる以前から、優希氏に関するグッズを集めるなどして
いた優希氏の熱心なファンであったと述べていたということであり、優希氏とコミュニケーションを取ることを
積極的に望んでいたものと思われます。
また、優希氏は、A子氏から、優希氏が身につけている物を送るように求められたため、着用していたスカーフ
を送付したことが数回あります。しかし、本件記事にあるように、優希氏がA子氏に対し、体液の付着した下着
を繰り返し送付した事実はなく、事実無根の内容であると優希氏は述べています。
優希氏がA子氏に対し、本件記事にあるような卑猥な表現を含む電子メールを送信したのは、精神的に不安定な
状態にあったA子氏の求めに応じたものです。優希氏は、小説等を参考に文面を作成して送信したものであり、
電子メールの内容は実体験に基づくものではありません。
同種の表現を含む電子メールは、A子氏から優希氏に対しても同じように送られており、優希氏が、A子氏に一方
的に上記のような電子メールを送信していたのではありません。
本件記事は、虚偽の事実を摘示して優希氏の名誉を毀損するとともに、優希氏とA子氏との私事に関する事実を
暴露し、優希氏のプライバシーを著しく侵害するものです。A子氏は、優希氏より今後の連絡を拒絶された際に
優希氏に対する恨み、怒りを募らせており、そのことが本件記事の掲載に繋がったものと考えられます。
このような一種のリベンジ・ポルノともいうべき本件記事が掲載されたことは、誠に遺憾です。
優希氏は、今後本件記事に関し、法的措置を執ることを検討しております。
皆様へ
この度の報道におきまして、いつも支えて下さっているファンの皆様、
いつもお世話になっております企業様、スタッフ様に、多大なご心配をおかけしておりますこと、
心苦しく思い、辛い気持ちでおります。申し訳ございません。
今後のことは弁護士の先生と話し合って対応して参ります。
改めて、ご心配をお掛けしまして、本当に申し訳ございません。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。
2022年9月8日 優希比呂